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~日本における「韓流」のパターン~
① どのような経緯かはさておき、ヒット作が生まれます。
② 「韓流ブームだ!」とマスコミが騒ぎます。
③ 一部のコアなファンの存在を大きく採り上げて、あたかも日本全体でブームであるかのように、ますますマスコミが煽ります。
④ 二匹目のドジョウを狙って、他の大量の韓国コンテンツも売り込みを掛けてきます。
⑤ 一見盛り上がっておりますが、最初期にヒットした、「ブーム」の火付け役以外の知名度はなぜかまったく高くならず、そのフォロワーは生まれないという不思議な状況になります。
(ペ・ヨンジュンやチェ・ジウ、そしてお笑いネタにも使われたウォンビン以外の韓流スターを思い出せますか? チャン・グンソクやキム・テヒの名を来年まで覚えている自信はありますか? KARAのシングル曲のいくつかと、少女時代の"Gee"以外のK-POPを頭の中で再生できますか? さらに言えば、それらの曲にしてもサビ以外をご存知ですか?)
また、この流れの中で、以下のような現象も見受けられます。
(1) 当初は韓国側が「日本の作品が大好きで、そこからのインスパイアを基に作ったものです」と公言していたはずの「韓流」作品が、いつの間にやら「まったく韓国独自の作品です」ということになっています。
(2) 「韓国は国を挙げてコンテンツのゴリ推しを行なっている」という論が語られ、それに対して、「そんなことはない。 この人気は自然に盛り上がったものであり、その論はネトウヨの妄言だ」と反論されるが、韓国側からその事実を語られると、「自国文化についての戦略をきちんと描いている韓国は素晴らしい。 それに比べて日本はひどい」と、なぜかゴリ推しが肯定的なものとしてすり替えられ、そして日本を貶める論に結び付きます。
(3) 「韓流ブーム」は「日韓友好」とも結び付けられます。 「今は友好を進めるために良い機会なのだから、歴史問題などで韓国を刺激しないようにすべきだ」という言説が語られ(いったい、いつならそれを主張しても良いのでしょうか?)、日本側の意見を封殺しますが、その方々は、それについて韓国側が意見を語ることについては、「日本を刺激するから止めろ」などとは決して主張しません。 つまり彼らは、日本は韓国がどんなことを言おうが怒らないオトナの国であるが、韓国は日本のちょっとしたことにも怒り狂うガキの国と認識しているのでしょう。 結果的には当然、韓国側の意見のみが一方的に垂れ流され、日本側は一切反論すらできないということになります。 (これは対中関係においても、同様の傾向がありますね)
~まとめ~
K-POPグループの各メンバーどころか、グループの判別もできません。 「かんりゅう」と「はんりゅう」のどちらが一般的なのでしょうか? 「RAINBOW」と言えば、リッチー・ブラックモア。 「~から」と書くときに、「KARA」が最初の変換候補となっていて、うっかりそのまま確定してしまうと、ちょっとガッカリしてしまいます。 日本人が嫌い(苦手)なラーメン・ランキングでは、具体的な名前はさておき、「唐辛子系の辛味ラーメン」が圧勝という結果となり、かつて実際に目撃した、震災直後のスーパーの光景が思い浮かびました。 (当時は水が不足し、からいものは忌避されやすい、特殊な事情はあったわけですが)
LIONHEART [UK]
「HOT TONIGHT」(1984) ★
「UNEARTHED:RAIDERS OF THE LOST ARCHIVES」(1999)
(,, >∀<) 4/5/0/0/0
LIONHEART 「HOT TONIGHT」(1984)
① Wait For The Night
② Hot Tonight
③ Die For Love
④ Towers Of Silver
⑤ Don't Look Back In Anger
⑥ Nightmare
⑦ Living In A Dream
⑧ Another Crazy Dream
⑨ Dangerous Game
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LIONHEARTは、デニス・ストラットン(Gt)がIRON MAIDENを脱退した直後、'80年にスタートさせたバンド。 元・LIARのスティーヴ・マン(Gt)、元・WILDFIREのロッキー・ニュートン(Bs)とフランク・ヌーン(Dr)とともにリハーサルするうちに、元・TYGERS OF PAN TANGのジェス・コックス(Vo)から参加を打診され、「NWOBHMのスーパー・グループ」という形になる。 しかしデニス、スティーヴ、ロッキーの美しい三声ハーモニーを活かした音楽性にジェスのラフなVoは合わず、すぐにジェスとは別れた。 そして、後任Voとしてジョン・ファーラムやリューベン・アーチャーが参加したものの、定着せず、とりあえず専任Voについてはもう棚上げにして、良い人材が見つかるまでは、デニスとロッキーがリードVoを取ればいいということになった。
Drもフランク・ヌーン脱退後は、スティーヴ・ホップグッド、レス・ビンクス、ニコ・マクブレインといったメンバーがゲスト的に参加することになる。 ニコは正式加入する方向になっていたが、IRON MAIDENからオファーがあり、そっちに行ってしまった。
そんなこんなで、初期のデモ・テープでのDrは、基本的にはクライヴ・エドワーズだが、適当な友人にも手伝ってもらうという形で仕上げた。 レコード契約はなかなか取れなかったが、'83年頃に好感触を得たバンドは、リードVoに元・LASTFLIGHTのボブ・ホーソンを起用し、そのVoをかなり気に入っていたものの、彼にはバーニー・マースデンのALASKAに加入する約束が既にあったため、獲得を断念。 そんな折、WHITE HORIZONのチャド・ブラウンからバンドへの接触があり、正式加入に至った。
本作制作時の正式メンバーは、チャド(Vo)、デニス(Gt)、スティーヴ(Gt,Key)、ロッキー(Bs)という四名。 ゲスト参加として、ボブ・ジェンキンス(Dr)、ゲイリー・ハービッグ(Sax)、レイ・ケリー(Cello)。
内容はデニスの元・IRON MAIDENなどという肩書きからは想像もできない、哀愁溢れるハード・ポップ。 もっとも、彼の音楽的嗜好は周知のものなので、意外なものではない。 ラフな攻撃性からは掛け離れたこの音楽性は、まずNWOBHMに期待されるものではなく、「軟弱」の烙印を押されてしまうのも致し方ないのだが、その完成度は高い。 しかしそのあまりにも安定した完成度の高さゆえに、ますます本作は「軟弱」扱いされてしまうというw
ただし、僕はもう慣れてしまってるので気にならないけど、楽器の音色には抵抗を感じるひとも多そう。 特にDrがマシンっぽいのと、Keyがたまに安っぽいところ。
ともかく、当時の彼らには駄目マネージャーが付いていたことや、音楽性は流行をやや先取りしすぎていたことも災いしたのか、LIONHEARTは結局この一作を残しただけで消滅してしまった。
それにしてもチャドは素晴らしいシンガーだった。 少なくとも本作ではw 三声ハーモニーに彩られた美しい楽曲の中で、柔らかさを感じさせつつも芯のある、素直でクリーンなハイトーンを駆使したエモーショナルな歌を聴かせる。 後に彼はソロ・シンガーとなっている。 それらしき動画は観たことあるけど、おそらく唯一と思われるシングルの現物は、未だ見かけたことすらない…(´・ω・`)ショボーン
①:ちょっぴりスペーシーでプログレ的な世界観に、ロマンティックなパートがアクセントを付ける。 サックスやチェロが絡み、全体的にはアダルトな雰囲気が漂う。 イントロからヴァースに移る部分、音が消えてゆき、代わりにチェロの音が入ってくるところとか、各パートの繋ぎ目はどれも素晴らしい。 しかし、いったいなぜ"今宵ザ・ナイト"などという、ワケワカラン邦題になってしまったのだろう…。 印象的ではあるけどねw
②:パワーコードのGtリフを中心とした曲で、歌詞からもパーティー・ソングっぽいけど、毒々しさはなく、すごく健全なハッピーさが漂うw 脳天気系ではなく、ちょっぴり切なく、微笑ましい。 この曲に限らず、本作には、Gtパートが初心者にもそれなりにコピーしやすく、かつ動きがそこそこあって、聴かせどころもある、弾いていて楽しい曲が多いのもポイントw
③:本作発表後に正式メンバーとして加入する、アンディ・バーン(Dr)のバンド・メイトが書いた曲。 本作中では、比較的重いHR。 イントロから聴ける、メロディアスでダークな単音Gtリフがキャッチー。 後半にオブリで連発するチョーキングも印象的。 PVも製作され、メンバーもその出来は気に入っていた。 しかし小道具にマシンガンを使っていたため、拳銃所持が問題化していた当時の米国のMTVに放送を拒否されてしまい、ヒット曲狙いは完全に外れてしまった。
④:前曲から一転。 コーラスワークも甘く、爽やかだが、それ以上に印象的なのが、イントロと中盤以降に泣きまくるGt。 泣きと言っても慟哭の泣きではなく、微笑みを覚える、胸キュンな泣きのGtだw チャドのハイトーンVoも冴える。
⑤:中休み的な感もあるが、いやいや、これもなかなか侮れない。 そしてこの曲に限らないが、とにかくGtフレーズが秀逸。 Gtソロにしても決してテクニカルなプレイではないが、こういうメロディーを生み出せるなら、これ以上の技術は不要だろう。
⑥:コリン・タウンズの作で、彼が在籍していたGILLANでもプレイしていた。 GILLANヴァージョンに比べると、ポップさやスピード感を抑え、休符を効果的に使ったGtリフを活かしたヘヴィな曲に仕上がってる。 (なのに、不気味な妖しさはGILLANヴァージョンのほうが上だがw こっちが計算の上に組み立てられた恐さなのに対して、そっちは天然の無邪気な恐さくらいの違いがある)
⑦:ピアノから始まるベタなバラードだが、これも絶品。 澄んだコーラスの中から浮上するVoの強力なヴィブラートや、まるで無音の暗闇にそれだけが響き、そこに静かに踊る者が存在しているかのようなGtソロの独特のトーンが素晴らしい。 Gtソロ後のVoパートからの転調する瞬間や、「I have so much love ~」という歌メロは何度聴いても感動的。
⑧:本作中最も「アダルトなロック」という雰囲気。 やや異質だろうか。 ①以上にサックスが似合う曲になっている。 スコットランド出身のオーストラリア人で、SWANEEという名でも知られる、ジョン・スワンというシンガーの曲のカヴァーらしいけど、この曲についてもその人についても寡聞にして詳細は不明…。 たぶんそこそこ有名な人だろうと思うんだけど。 原曲のライヴ・ヴァージョンらしき動画を観たら、そっちのほうが躍動感のあるハードロックだったw
⑨:これだけ素晴らしい曲ばかりを並べて、最後にまだ名曲を残してるところがまた凄い。 好みに合わないひとにはカッタルイだろうけど、本作で多く用いられる、シンプルながらも、休符やちょっとした決めフレーズを絡めたGtリフがとにかくかっこいい。 その美しいGtハーモニーを聴けば、後にデニスがPRAYING MANTISに加入するのもさもありなんと納得。 そのデニスとMANTISを結びつけたとも言える、NWOBHM10周年記念のコンサートの模様を収録したライヴ盤「LIVE AT LAST」(「PRAYING MANTIS & PAUL DIANO, DENNIS STRATTON」名義)ではポール・ディアノがこの曲を歌っているが、残念ながら原曲の繊細さはまったく再現されてないw
(,, ・ω・) 1/8/13/8/0
LIONHEART 「UNEARTHED:RAIDERS OF THE LOST ARCHIVES」(1999)
(DISC 1)
① Lionheart
② Car On The Hill
③ Dealer
④ Time For Love
⑤ Ace In The Hole
⑥ Don't You Know What Love Is
⑦ It Matters To Me
⑧ Shooting All The Lights Out
⑨ The Lions Roar
⑩ Last Night
⑪ Do You Believe
⑫ Give Me The Light
⑬ Prisoner
⑭ Don't Hide The Feeling
⑮ Keepin' Our Love Alive
⑯ Every Boy In Town
(DISC 2)
① Sweet Surrender
② Place In Time
③ Heartbeat Radio
④ You Can't Buy A Dream
⑤ Outrageous
⑥ Don't Make A Fool Out Of Me
⑦ Angel Of Love
⑧ Missing You
⑨ You're So Cold
⑩ Legend
⑪ If You Wanted To Kill Me
⑫ Don't Stop Me Now
⑬ Every Dog Has His Day
⑭ I Will Love You
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たった一枚のアルバムを残しだけで儚く消えていった、LIONHEARTの未発表曲集。 楽曲の出来はもちろん、それぞれレコーディング時期がかなり異なっているので、曲調にも大きな差がある。 「HOT TONIGHT」の収録曲のようなものは期待しないほうがいいw あの作風を期待して本作を聴くと、ガッカリするだけで終わりかねない。 まあ、たとえば同時期に発表されたPRAYING MANTISの未発表曲集と比べると、本作の収録曲のクオリティは全体的に劣り、いかにも余り物を集めたという感は否めないけど、ファン向けと限定すれば、なかなか興味深いアルバム。
でも、(1)-①を名曲と帯に書くのは、少々イカンと思うのですよ。 NWOBHMや、当時のLIONHEARTに思い入れの強いリスナー以外は、「騙された!」となるんじゃないだろうかw
曲順は、古いものから新しいものへと、録音時期にほぼ沿った曲順になっており、LIONHEARTの音楽性の変遷がそのまま感じ取れる。 DISC 1の前半、専任Voがおらず、ロッキー・ニュートン(Bs)とデニス・ストラットン(Gt)がリードVoを兼任していた頃の彼らの楽曲に、後の「HOT ~」を見出すことは難しい。 コーラスの多用こそ既にその特徴としているものの、そこにあるのはほとんどがオールドスタイルのハードロック。 デニスが在籍していた、IRON MAIDENよりもポップではあっても、それがまったく新しさに結びついてない。 「HOT ~」は、当時としては少し早すぎたのが仇となったような作風だったが、ここで聴けるのは、逆に当時でも古臭いほどのもの。 彼らのオリジナル曲の大半よりも、むしろTOUCHのカヴァー(1)-⑥のほうが「HOT ~」の音楽性に近いくらいw
でも、そういうものだと予め認識して聴けば、専任Voなし時代の曲もなかなか悪くはないだろう。 たとえ名曲とは言い過ぎだとしても(w)、当時の彼らのライヴのOP定番曲(1)-①は心地良いスピード・チューン。 ジョニ・ミッチェルの(1)-②もかなりの変貌を遂げていて面白い。 (ストレートなノリノリHR曲となり、情感が失われ、面白みがなくなったという見方もできるw) カヴァー曲ついでに書くと、ロバート・フライシュマン(スティーヴ・ペリーの前任として、JOURNEYの最初の専任Voだったこともあるソロ・シンガー)の(1)-⑤も原曲とはかなり雰囲気の異なる、ヘヴィなヴァージョンになっていて、これまた面白い。
リードVoの声質やコーラスワークのせいか、(1)-③は妙にKISSっぽい。 (1)-⑦には、THIN LIZZYのフィル・ライノットっぽい歌い回しも出てくる。 インスト(1)-⑨は流れの中で浮いてる気もするが、そのGtトーンにIRON MAIDEN時代の名残りがあるし、やはり聴き逃すわけにはいかないだろうw
本作収録曲では(1)-⑫~⑯、(2)-①にあたる、'83年頃になると、音楽性はかなり洗練されてきている。 (1)-⑬~⑮で歌っている、ボブ・ホーソンも独自の個性を持った良いシンガーで、もし可能ならば加入してほしかったという、バンドの希望ももっともで、もし彼が加入していたら、彼らのアルバムは果たしてどんな作品になったのだろうと、妄想するのも楽しいw
(2)-⑤~⑦を除くDISC 2の全曲と、(1)-⑯では、「HOT ~」でのリードVoであるチャド・ブラウンが歌っている。
どうも記憶が定かじゃないんだけど、たぶんPRAYING MANTIS在籍中のデニスのインタビューだったと思う。 いつものように(…)Voが居ない時期だったのかな。 「PMのVoとして、LIONHEARTのVoだったチャドを起用するのはどうですか?」みたいな質問というか提案されて、訊かれた側ははっきりとではないにしろ、なんかすごく嫌そうな雰囲気になったんだよね。 そのアイデアが実現することはあり得ないと明言した上で、LIONHEART在籍末期の彼は、とにかく何でもハイトーンで叫ぶようになってしまったと答えていた。 きっと、良い別れ方はしてないんだと思うw
脱退後のチャドのソロ曲を聴くと(1曲しか聴いてないけど…)、ハイトーンで叫びまくってるわけじゃないから、たぶんそれは一時的な傾向だったんだろうけど、(2)-⑧以降の彼のハスキーでメタリックな歌唱がそれなのだろうか。 (クレジットも見ずに初めて聴いたときには、あまりにも声が違うので、別人が歌ってるのかと思った)
LIONHEARTは時代にも、マネージメントにも恵まれなかった。 チャド加入後のLIONHEARTが行なったマトモなライヴは、たったの一度きり。 あとは、TV番組でのライヴ演奏が一回あっただけだったという。 そのTV出演時に演奏したのが、当時書いたばかりの新曲(2)-③。 少々奇妙なポップさのある、キャッチーなHRだが、状況を好転させることはできなかった。
「HOT ~」以降に録音された、本作のDISC 2の収録曲を聴く限り、もし2ndアルバムが作られていたとしても、前作に匹敵する以上の作品が生まれたとは考えづらい。 しかし劇的な(2)-⑩や、アコギをメインにした(2)-⑫に、あるいはまた別の方向性での傑作が生まれたかも知れない、そんな仄かな可能性を見出してもみる…。